10月 11日 手作りのジャイアントペーパーフラワーのこと
ジャイアントペーパーフラワーアーティストMEGUです。
2015年に日本初のジャイアントペーパーフラワー専門のアトリエを立ち上げてからもうずいぶん経った気がします。当時、海外ではパーティーの装飾などで盛んに作られていたジャイアントペーパーフラワーでしたが、日本で専門に制作をしているアトリエも人もいませんでした。
生花の業界で20年近くウェディングや商業施設の装飾を手掛けていましたが、人の背丈よりも大きなお花の魅力にどうしても自分でも作ってみたいと思ったのが作り始めたきっかけ。以降、様々な大きさや種類のお花を制作してきました。
当初は作り方の方法を紹介しているサイトなどはなく、たくさんの試行錯誤を重ねながら「こんな風にするとこんな感じになるんだ」と研究をしていました。そんなタイミングで出版のお話をいただき、だれでも簡単に始められる一番簡単なレシピ本があったらきっといい!と思って作った本が「手作りのジャイアントペーパーフラワー」MEGU著/ブティック社です。
この本は誰でも簡単に、もっといえば初めてクラフトに挑戦してみるという人に向けて作られた本です。身近な紙や道具を使い、大きなお花を作る楽しみを感じて欲しいという思いでなるべく簡単に作れるお花をチョイスしました。ジャイアントペーパーフラワーのレシピ本として、作り方の解説はもちろん、装飾例、型紙(テンプレート)も記載してあります。
ペーパーアイテムなどを普段作っていてハンドメイドやクラフトに慣れている人には、大きなお花を作るポイントを知っていただき制作をスムーズ進めるヒントとしてもらえたらと考えました。基本の作り方を学び、自分流にアレンジしていくことこそが自分で作る醍醐味。この本をきっかけにぜひジャイアントペーパーフラワーの世界に足を踏み入れていただければそれが一番うれしいです。
私が一番最初に作ったこのウォールフラワー。見よう見まねで、一番手近にあったコピー用紙を切って貼って制作しました。どこにでもあるコピー用紙が花になり、装飾をすることで作品になる。初めて出来上がった作品を見た時の感動は今も忘れることが出来ません。
難易度は格段に上がりますが生花そのもののディティールを目指すのもよし、紙で作るからこその形を楽しむもよし、ジャイアントペーパーフラワーの楽しみ方は人それぞれです。また、制作したお花を実際に装飾してみることで初めてわかることもたくさんあります。今ではウェディングや商業施設の装飾などで目にする機会も多くなったジャイアントペーパーフラワーですが、だれでも一番最初は初心者、うまくできなくても自分流を楽しむことが上達の秘訣。皆さんもぜひチャレンジしてみてください!
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