10月 31日 ジャイアントフラワーでつながるハロウィンパレード
2020年10月30日、 隅田川マルシェにてハロウィンパレード用のフラワーデザイン&制作監修、2つのフォトスポットを設置しました。
隅田川マルシェ|ジャイアントローズ
ソラのねマルシェ|スカイツリー
ハロウィンパレード用のジャイアントフラワーはボランティアの皆さんが講師となり子ども達と一緒に制作。
会場が花畑のように賑やかで可愛らしい花で埋め尽くされた光景を目にして思わず「すごーい!」と歓声が上がっていました。
墨田区側のソラのねマルシェにはスカイツリー型のジャイアントフラワーのフォトブースを設置。
台東区側の隅田川マルシェにはお花の中に入ってまるで「親指姫」のように写真が撮れるジャイアントローズを設置。
どちらのフォトブースも大盛況で人が途切れることなく撮影の列が続いていました。
この直径3mのジャイアントフラワーのバラは、国立大学筑波技術大学でマルチメディアを学ぶ弱視の学生4人が企画したショートフィルム「Eyeself」の為にジャイアントフラワーアーティストMEGUが制作しました。
直径3mジャイアントフラワーローズ-「Eyeself」視覚障害の魅力を伝える-
「視野狭窄」を持つ八染まどかさんは、例えば人の顔を見ても認識できるのはわずかに「鼻」の部分だけ。周辺視野97%の見え方というのは私たちにはなかなか想像がつきません。
彼女は「見えない」部分を想像力で補い、頭の中で様々な空想を巡らせ日々の景色を、空を、花を楽しんでいます。例えば「花」を見るとき、彼女は自分が親指姫になったように花の中で伸び伸びと過ごす様子を想像するとのこと。
PETAL Designでは彼女の想像した「親指姫のように中に入れる花」を再現するため、人間が入ると親指姫になれるようなジャイアントフラワーの制作をしました。
今回マルシェで展示したのはこのショートフィルムがたくさんの人に届き、「弱視」という障がいの理解促進に繋がればと考え、作品プロモーションとして設置に至りました。
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