日本唯一のジャイアントペーパーフラワーアーティストMEGUです。

2016年10月、いくつかの案件が重なってアトリエ非常にタイトなスケジュールになっています。納期は絶対に守らなきゃいけないし、クオリティは絶対に下げたくないという想いの狭間で日々戦っています。今ではアトリエに多い時は8人ものスタッフが作業してくれている日もありますが、乃木坂46のカレンダー装飾の制作をした2015年のちょうどこの時期はアトリエも狭くスタッフも少なく、眠れぬ日々を送っていたことをようやく懐かしく思えます。

1年前のことなんだけど忘れないようにブログ記事にしておこうと思います。大変だった製作も今は良き思い出。それこそスタートしたばかりのPETAL Designにお声をかけてくださった担当のお二人には今も感謝です。乃木坂46の装飾があったからこそ今のPETAL Designに繋がっているといっても過言ではない～！

で、担当のお二人から制作の相談のメールがあったのが10月14日。そして撮影がなななんと10月22日！！！ということで制作期間が1週間だったという奇跡の案件。

何とか制作を終えてスタジオに運び込んだ時の写真。

丁寧に運んでも作った時の綺麗なカタチはキープできないので現場でベストな状態に仕上げます。

カレンダーのメインとなったフラワーウォール。ホワイトと若葉色の葉っぱで清純な乃木坂46のイメージを表現しました。

このお花たちも現場で綺麗に仕上げてあげます。乃木坂のキラキラに負けないようにかわいく、ふんわり。

撮影した写真をモニターチェック。この時はこの写真が乃木坂46のカレンダーの表紙になるなんて思わなかった。よっぽど気に入ってくれたんだね。

メンバー集合の関係で撮影は2日間。MEGUの衣装も変わってます。直径が1メートル以上ある巨大なジャイアントペーパーローズ。このローズの形はほかの誰にも出来ない、と思う。

お花畑の乃木坂46、ふわふわのお花の中に佇みます。このお花の紙は「薄葉紙」というすごく柔らかい紙なので慎重にセッティング。

カレンダーの中に2回でてくるフラワーウォール。配置の仕方でお花の中に埋もれるような写真に。こちらも細部の仕上げに余念がありません。

こんな感じ。妖精になったみたいでしょ！

撮影を同時進行でこなすためにいくつものスタジオにジャイアントペーパーフラワーを設置。メンバーとカメラマンがそれぞれのスタジオを渡り歩きます。

2日間にわたる現場の間にはこんなおちゃめなショットも。乃木坂46のメンバーの可愛さはもちろん、ディレクター、スタイリスト、ヘアメイク、カメラマン、現場スタッフのチームワークがあってこそこの素敵なカレンダー。

このカレンダーの撮影後、乃木坂46は紅白初出場を決め2016年の飛躍を果たしたのでした。そう思うとなおさら感慨深いよね。

出来上がりのイメージはこちら。
フラワーウォールが表紙に。

ジャイアントペーパーローズをバックに。
高さ2メートル以上ある大きなシャクヤク。

お花畑に佇む乃木坂メンバー。

完売後に再発売が決定しました。

年末には武道館のコンサートにもご招待いただき、納期が鬼のように短かった以外はとても素敵な製作案件でした。

2016年の10月も去年以上に忙しくしています。今年はクリスマス案件でびっくりするような装飾が2件あるのでお楽しみに。

以上、バタバタなアトリエよりMEGUでした。